こんにちは。今日は標題の通り、建設業をやられている会社様が他に経営していれば、相乗効果を
生みやすい業種を紹介します。

　建設業に近い業種としては、不動産関連、
測量、設計、産業廃棄物、地質調査、清掃、情報通信、除雪、除染などがあります。

　特に、解体工事やとび工事を経営している場合は産業廃棄物収集運搬業許可も取得しておくと、
より業務範囲は広くなります。　

　なぜなら、とび工事や解体工事などで出た木くず、紙くず、繊維くずは産業廃棄物となり、
産業廃棄物収集運搬業許可を自社が持っていなければ、
「廃棄物の処理および清掃に関する法律」とその関連法令により、
許可を持っている業者に委託しなければならないからです。

　そして、不動産関連業も建設業と大変関わりが深い業種です。

　建物が建っている土地を更地にして、
　土地の売買の仲介や土地に建物を建ててその売買を仲介する場合が典型的です。

　あるいは自社で建てた建物の維持管理やテナント仲介の仕事を受託します。

　公共工事で公園の工事をした後に、その公園の維持管理を受託するなど
色々なシーンが考えられます。

　測量・設計・地質調査も建設業になじみ深かったり、建設業の業務の
プロセス(途中過程)で不可欠な業種です。

　清掃業も造園工事業や浄化槽工事業と相性が良い業種になります。

　情報通信業もいわばネット関連サービスの提供ですから、情報通信工事業
や電気工事業と密接と言えます。

　除雪はこの仙台を中心とした東北地方や北海道、北陸地方で一定の
需要があり、地場の建設会社の冬の産業の一つとなっています。

　除染も東日本大震災直後は大変需要がありましたが、今は一段落したようです。

　このように、広い観点から見れば、建設産業と密接に関わってくる業種は
この他にもたくさんあります。

　弊所でも、建設会社様の許可取得や決算変更届、経営事項審査申請の他に
市町村の清掃業務・物品納入等の公共入札のコンサルティングや登録手続き
も業務としておりますので、これらの公共入札に関心にある事業者様はお気軽に
お問合せください。